天狗村奇談(2) その一 交番の怪②

母は怯えたように後ずさった。
そのときぼくは、巡査長と加藤巡査の目がさっき以上に吊り上がり、異様な輝きを帯びているのを見た。本当にこの二人は昨日までの二人だろうか、もしかしたら人間ではない何かが二人に化けているのではないか…ぼくは、不安でますますドキドキする胸の中で思った。なぜか獣臭い匂いが、さっきよりも強くなったような気もした。

加藤巡査が、背後から母の両腕を掴んだ。
「あっ、やめて下さい…」
母は抗おうとしたが、体格のいい加藤巡査の力にかなうはずはなかった。

「大人しくしていなさい。小学*の息子の前でみっともない姿は見せたくないだろう。それに、盗品を身につけていなければあんたの疑いも晴れる。授業参観に間に合うかもしれんぞ」
 その言葉に母ははっとし、壁を背に立っているぼくに苦渋に満ちた目を向けた。ぼくは、おろおろと母を見つめ返すことしかできなかった。

すると母は、ぼくを安心させるためか、口元にふっと笑みを浮かべたのだ。仕方なく、ぼくは母に頷いて見せるしかなかった。
母は巡査長に視線を戻したが、そのときにはもう、不安そうな顔に戻っていた。

「加藤巡査、盗まれたものは何だったかな」
「現金が少々、それに権堂さんの奥さんが所有しているダイヤが一個ですね」
「横浜の貿易商からわざわざ取り寄せたというあれだな」
「ええ。我々の年収でも買えないくらい高価なものらしいですよ。現金はともかくダイヤなら体に隠していてもおかしくないですね」
「そうだな」

 頷きながら母の体に手を伸ばした巡査長の顔を見て、ぼくはギョッとした。一瞬、ニヤッと笑ったように見えたからだ。母は、加藤巡査に両腕を掴まれたまま、すーっ、と息を吸って目を閉じた。
「ダイヤを隠すとしたら、まずここだな」
巡査長は、母のブラウスのボタンを外し始めた。
「ひっ…」
 はっとして目を開けた母が、くぐもった呻き声を漏らした。巡査長はかまわずに上から一つずつボタンを外していく。ブラウスの前がはだけられ、白いスリップが剥き出しになった。

「うーん、いいおっぱいしているな…」
「まったく」
 二人は、溜息混じりに母の胸元を見つめた。たわわに張り出した母の乳房は、スリップから胸の谷間を大きく覗かせていたのだ。そのスリップの肩紐を、巡査長が外した。それから、グイッとスリップの前を引き下げた。ぼくは思わず叫びそうになってしまった。ブルンと重そうに弾みながら、母の乳房がスリップからこぼれ出たのだ。

「ああ…」
母は屈辱に顔を歪めて喘ぎ声を上げた。
 どんなに恥ずかしかったことだろう。だが、それでも母はぼくの前で必死に平静さを保とうとしている。ぼくは、巡査長への怒りに目が眩みそうだった。それなのに、なぜか母の乳房から目を離せなかった。

 ついこの間まで、ぼくは母と一緒にお風呂に入っていた。意識して母の体を見たことなど一度もない。しかし、今日は違った。異様な状況下で見る母の乳房に、怒りとは別になぜか生々しいものを感じてしまったのだ。

 母の乳房は白くて瑞々しくて、水をたっぷり入れた風船のようにたっぷりとした量感をたたえていた。頂点には、苺のような乳首が乗っている。
その乳房の片方を巡査長はいきなり鷲掴み、搾るように揉み上げた。

「うっ…」
と、母はまたも呻き顔を歪めた。
「うーむ、張りがあるのにまろやかだ。堪らない揉み心地だ」
 巡査長はいやらしく笑い、もう片方の乳房にも手を伸ばし、左右同時にぐいぐいと揉み上げていった。手のなかに収まりきれないほどふくよかな乳房が、ゴム鞠のようにつぶれたり、ひしゃげたりしている。

乳房の谷間を広げ、何もないことがわかってからも、巡査長はねちっこく揉み続けた。
母が、たとえようもない表情を浮かべている。

 ぼくにとって母の乳房とは、温かくて優しい母の象徴だった。その乳房を目の前で巡査長に揉まれ、ぼくは耐え難い思いを味わっていた。なんだか、巡査長に母を奪われてしまったような気がするのだ。

巡査長は二つの乳首を指でつまみ、グリグリとこね回してから、
「胸の谷間にないとすると、やはりあそこだな」
なぜか嬉しそうに言った。

「ええ、やはり隠すとすれば女はあそこでしょう」
そう答えた加藤巡査もやはり嬉しそうだ。
「そ、そんな…!」
母はこれ以上ないほどに両目を見開いた。
「腕を離してやれ」
巡査長は言った。それから、事務机の上をトントンと指先で突ついて示しながら、
「ここに両手を置いて尻を突き出しなさい」
うむを言わさぬ口調だ。母は途方に暮れた表情を巡査長に向けた。

「ど、どうしても…そうしなければいけませんか…」
「疑いを晴らして、早く学校に行きたければな」
「…」
 母は、眉根をよせてしばらく考えていた。きゅっ、と引き結んだ唇がプルプルと震えている。やがて母は決心したように言った。
「…で、では、こ、この子を外に出して下さい」

「そりゃあ駄目だ。疑いが晴れるまでは子供と言えど一歩も外に出すわけにはいかん」
 ああっ、と母は絶望的な顔になった。しかし、すでに諦めていたらしく、少ししてから精一杯の笑みを浮かべてぼくを見つめた。
「正一、お願いだから、お母さんがいいと言うまで目を閉じていて。ねっ…」
 せっぱ詰まって哀願する母の言葉に、ぼくは「うん」と返事をし、きつく目を閉じて頭を下にさげた。

「さあ、正一は目をつむったぞ。これでもう安心だろう。通りには誰もいない。とっとと机に手を置くんだ」
巡査長の声が聞こえ、母が机に向かう気配がした。

 そのときぼくは、良心の痛みを覚えながらそっと薄目を開けていた。どうしても開けずにはいられなかった。母が心配で堪らないのに、恥ずかしいことに(あそこって、いったいどこなんだろう)という好奇心に勝てなかったのだ。

 母は、机の上に両手を置き、乳房を出したまま上半身を屈め、尻を突き出した。その尻がぼくの方を向いている。
巡査長と加藤巡査が、母の背後に立った。二人は目を合わせ、実に嫌らしく笑い合った。

「どれっ」
 と、巡査長がスカートに手をかけた。加藤巡査も手を伸ばしたが、巡査長はその手をパシッ、と叩いて引っ込ませた。
巡査長は改めてスカートの裾を掴むと、スリップと一緒にめくり上げていった。

母の膝から上が少しずつ露出していくのを、ぼくは薄目を開けてじっと見詰めていた。
 太股が現れ、ついにパンティ(あの当時はパンティとは言わなかったが)までが剥き出しにされてしまった。巡査長は、腰までめくり上げたスカートを背中に折り返すと、品定めするように母の太股や尻に視線を這わせた。
不服そうな加藤巡査も、口元をほころばせて見回している。

 母の太股は、見るからにすべすべとしていた。白い肌が輝いているように見える。それに、脂肪がたっぷりと乗ってむっちりとしていた。
 白いパンティに包まれた尻は、みっしりと肉がついて見事なほどに丸かった。突き出しているので、その丸みがさらに強調されている。

 巡査長がパンティに両手をかけたとき、母はぶるっ、と尻を振りたくった。真っ赤に染まった横顔が、見たことがないほど切なく歪みきっている。母はきっと、生きた心地もしなかっただろう。
 巡査長が、パンティを引き下げた。薄い布が薄皮を剥くように尻の丸みに沿ってめくれ返っていく。二人の熱い視線を浴びながら、とうとう母の白桃のような尻が露出してしまった。

「いい尻だ」
「プリプリしてますね」
二人は尻に手を伸ばし、肌触りを楽しむようにさすり回した。
母はううっ、と呻き声を漏らした。

「もう少し足を広げるんだ」
巡査長に言われ、母は太股に留まっていたパンティごと足を広げていった。
 尻の割れ目が開いたとき、ぼくは強い衝撃を受けた。ぼくの股間と、あれほど違うものがついているとは思いもよらなかったからだ。

 母の股間には深い亀裂が走っていて、そのまわりが、お饅頭のようにふっくらとしていた。下腹部に生えそろった淡い陰毛が、亀裂をわずかに覆っていた。

 亀裂の少し上には、放射線状の皺が中心に向かってキュッとすぼまっている。お尻の穴だということはすぐにわかったが、その時ぼくは、見てはいけないものを見ている自分に強い罪悪感を覚えた。

 巡査長が両手で母の尻たぼを掴み、ぐっと左右に押し広げたので、引っ張られるように亀裂も開いてしまった。
「あっ、あうう…」
母は、あまりの恥ずかしさに唇を噛んで堪えている。
ぱっくりと開いた亀裂の内側から、赤黒い粘膜が露出していた。

 巡査長がさらにグイッ、と広げると、幾重にも折り畳まれていた複雑な皺ひだがことごとく晒け出されてしまった。赤黒い粘膜はてらてらと光っていた。そのあまりの生々しさが恥ずかしくて、ぼくは目眩がしそうだった。

「うーむ、熟れきっているな」
「いかにも子供を一人産んだって感じですね。おつゆが垂れてきそうですよ」
「じゃあ、ちょっと調べてみるか」
と、巡査長が人差し指をぴんと立た。

「ひいっ」
 母の悲痛な声をどこか楽しげに聞きながら、巡査長は指先を粘膜の中心に突き立てていった。驚いたことに指先はズブッと突き刺さり、そのまま根本まで沈み込んでしまった。
「うっ、うううっ…」
母が呻いている。巡査長が内部を指でこね回しているのだ。

「どうですか?」
いかにも自分がやりたそうな顔で、加藤巡査が尋ねた。
「ああっ、なかなか締まりがいいぞ」
「そうじゃなくて、ダイヤはありますか」
「ちょっと待て」
巡査長は、さらにグイグイと指を動かした。

「指じゃあ奥まで届かないな。仕方ない、これを使うか」
 そう言うと、巡査長はやおらズボンのベルトを外し、ズボンとパンツを膝まで下げおろした。目の前に巡査長のゴツゴツした尻が突き出されたが、後ろ向きなので、ぼくには前がどうなっているのかわからなかった。

「これで突けば、奥の奥まで調べられる」
巡査長は、母の腰を両手で掴みしめた。
「あっ、そんな…」
 母が叫んだが、巡査長はかまわずに掴んだ腰を引き寄せ、自分の下半身を押しつけていった。
「あっ! ああー」
叫び声とともに、母の背中が大きくのけぞった。
巡査長の尻で見えなかったが、固いものが母の体に押し込まれたことだけは確かだった。

「くくっ、よく締まる…」
巡査長は、歓声ともとれる声を上げ、ぐいっ、ぐいっと腰を突き上げていく。
「あっ…ああっ、あっ…」
突かれるたびに母の体は前にのめり、剥き出しの乳房はぷるっ、ぷるっと揺れ動いた。

「見つからないぞ、もっと奥か、それっ、こうか」
 巡査長の動きはしだいに激しいものになっていった。しかも、母の腰を掴んでいた手を離し、その手で乳房をすくい取ってまたもや揉み始めたのだ。

 獣臭い匂いが、また一段と強くなった。閉め切った交番の中に、噎せ返るほどにこもっていた。母の横顔は悲痛なほどに歪みきっていて、頬や首筋には汗の玉が浮いていた。太股やふくらはぎが、ブルブルと震えている。

「それっ、それっ」
と、巡査長の腰の動きが、これ以上ないほど早くなった。
「あああ…」
 とうとう母は机の上につっぷしてしまい、お尻をいっそう高く掲げた体勢で巡査長に突き上げられることになった。

やがて、巡査長の体は痙攣したように震え、背中をググッ、と後ろにのけぞらせた。
「おうっ、おうっ…」
 獣のように呻き上げた巡査長の足が、ガクガクと震えている。ぼくには、巡査長の体の中で何かが強烈に弾けたように見えた。

そのまま巡査長は、力が抜けたように母の背中に覆い被さってしまった。
母も、荒い息をしている。

 少しして巡査長は母の背中から離れた。そのときぼくは、母の股間から巡査長の太く長いものが、ズルリと抜るところを見てしまった。
(あ、あんなに太いのがお母さんの中に入っていたなんて…)
あまりの驚きにぼくは、息が止まりそうだった。

だが、もっと驚いたのは、巡査長のものが抜かれた穴から白濁した液がこぼれ出たことだ。その白濁した液は最初ピュッ、と噴きだし、そのあとドロドロと溢れ出て白い太ももにつたい落ちたいった。

 慌てて机から身を起こした母がパンティを引き上げ、スカートをもとに戻している。それを見てぼくは、最初からそうしていたようにきつく目を閉じた。

「奥まで捜したが…ダイヤはなかったようだ…どうやら、あんたは犯人ではないらしい、もう行ってもいいぞ」
巡査長の疲れたような声と、ズボンをずり上げる音が聞こえた。続いて、
「正一、もう目を開けていいわ…」
と、母の弱々しい声も聞こえてきた。

目を開けるとそこには、ブラウスのボタンもきちんとかけ終わり、何事もなかったかのように立っている母の姿があった。母は、口元に笑みを浮かべてぼくを見つめていた。しかし、その目は潤んでいた。

「疑いは晴れたわ、さあ、行きましょう…いいですね」
 と母は巡査長を見た。すでに巡査長はイスに座っていて、やはり何事もなかったかのように調書にペンを走らせている。ちらっと母を見上げながら、
「いいとも。疑ってすまなかったな」
母は黙ってぼくの手を取り、逃げるように交番の外に出た。

そのときである。ぼくは、耳ではなく頭の中で奇妙な会話を聞いた。
(いい女だったぜ。まるで絡みついてくるみたいによく締まりやがった)
(何だよ、一人だけでいい思いしやがって)
(まあそう言うな。いくら何でも二人がかりでやったら、あの女だって騒ぎ出すだろう、俺達の正体がバレちまうだろうが。さあて、俺は社に帰るぜ。おまえはどうする)
(冗談じゃねえ、このまま帰れるか)
(そうか、俺は先に帰る。あまり派手にやるな、おまえは荒っぽい性格だからな)

 振り返ると、二つの白い球体が交番の壁を突き抜け、一つは空に向かって、もう一つは学校のある方向に向かって物凄い早さで消え去っていった。一瞬のことだった。
 雑貨屋の老犬が犬小屋から飛び出し、空に向かって激しく吠え立てたが、母はぼくの手を引いて、振り返りもせず歩き出した。

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